Quantcast

OSHO Times Emotional Ecology 生まれつきワイルド

生まれつきワイルド

生まれつきワイルド

 最近、悲しいのです……これといって理由は分からないのですが。

 あなたは抑えている——それが問題のすべてかもしれない。あなたは生を信頼していない。どこか深いところに生への不信がある。自分がコントロールしなかったら物ごとはうまく運ばず、自分がコントロールして初めて物ごとはうまくいくのだから、自分はいつも物ごとを慎重にコントロールしていなければならないとでもいうかのようだ。それにはおそらく子どもの頃の条件付けが一役買っているのだろう。それが大きな害を及ぼしてきた。あらゆることをコントロールし始めると、その人の生は最小限にしか生きられないからだ。

 生はひじょうに広大な現象だ。コントロールすることはできない。そして、ほんとうにコントロールしたければ、それを最小限にまで切り詰めなければならない。そうすればコントロールできる。さもなければ、生はワイルドだ。 

 この雲たちやこの雨、このそよ風、この木々、この空と同じようにワイルドだ。ワイルドなのだ——ところが、あなたは自分のワイルドな部分を完全に切り取ってしまった。あなたはその部分が怖い——だからこそ、あなたはできる限り開こうとしないのだ。そして、それが悲しみを生み出してもいる。

 悲しみというのは、喜びになることができたのと同じエネルギー以外のなにものでもない。 

 自分の喜びが花開いていないことが分かると、あなたは悲しくなる。誰か幸せそうな人を見ると、きまってあなたは悲しくなる。なぜあなたには起こっていないのか? あなたにも起こりうるのだ! そこにはどんな問題もない。あなたは自分の過去を条件付けから解放すればいいだけだ。それが起こるためには、あなたは少し回り道しなければならない。だから、自分を開く努力を少ししてごらん。最初のうちはちょっと痛みを感じても……。最初のうちは痛みを感じるだろう。

 今夜から、夜にひとつの瞑想を始めるがいい。自分はまったく人間ではないかのように感じなさい。好きな動物をどれでも選べばいい。猫が好きなら、それでいい。犬が好きなら、それでいい……あるいは、虎、雄でも雌でも、好きなものならなんでもいい。ただ選ぶがいい。だが、それに固執しなさい。その動物になりなさい。部屋を四つん這いになって歩き、その動物になるのだ。

 15分間、できるだけその空想を楽しみなさい。犬だったら吼え、犬がやりそうなことをやりなさい——ほんとうにやるのだ! それを楽しむがいい。そして、コントロールしてはいけない。犬にはコントロールできないからだ。犬とは、完全な自由という意味だ。だから、その瞬間に起こったことはすべてやるがいい。コントロールという人間的な要素をその瞬間に持ち込んではいけない。ほんとうに犬になり切りなさい! 15分間、部屋中を吼え回る……吼え、飛び跳ねる。これを7日間つづけるがいい。これは役に立つ。

 あなたにはもう少し動物エネルギーが必要だ。あなたは洗練されすぎている、教養がありすぎる。それがあなたをだめにしているのだ。

 教養がありすぎるというのは、物ごとを麻痺させることだ。少しの量ならいいが、多すぎるとひじょうに危険だ。人はつねに動物になれるようでなければならない。  

 あなたの動物は解放されなければならない。私が見たところ、それが問題だ。もう少しワイルドになることを学べたら、あなたのすべての問題が消える。だから、今夜から始めるがいい——そして、それを楽しむことだ!

 

Osho, The Passion For the Impossibleより抜粋
(This talk is no longer available at Osho’s request)