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Osho Osho On Topics 法律は原始的だ

法律は原始的だ

 死については、その全体を考えないといけない。
 どの病院にも「死科」というものが必要だ——あらゆる医療設備が整い、人びとはそこに来て安らかに死ぬことができる。その医療設備は人びとを生きながらえさすためのものではなく、できるだけ安らかに死ねるようにするためにある。どの死科にもひとりの瞑想者を置いて、死ぬ前に瞑想を習うことができるようにしておく。必要なのは、死を美しくすることだ——死を音楽に、踊りに、静寂に、瞑想にする。それは旅立ちだ……友人のすべて、その人を愛した者たちすべてが集えるようにする。その人はさよならと言い、みんなに感謝する。なぜならもう会うこともないからだ。
 突発的な死ではそういうわけにはいかない。
 そうした死は限りなく貴い体験となりうる——おそらく当人の一生全体よりも貴い経験に。
 しかし法律がそれを許してくれない。死の手伝いをしてはいけない。医者は犯罪になってしまう。人殺しだと思われてしまう。
 法律は原始的だ。法律には慈悲がわからない。
 それが奉仕だと思っている!
 それが慈悲だと思っている!
 それがキリスト教だと思っている!
 それはただ酷薄非常だというものだ。
 そうした気の毒な人びとは死なせてやることだ。