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Osho Osho On Topics 私の肉体は私の友人だ

私の肉体は私の友人だ

 肉体には敬愛の念をもって接するべきだ。神は、肉体に宿ることを選んだ。
 肉体は奇跡だ。それは途方もなく美しく、途方もなく複雑だ。肉体ほど複雑なものはなく、精妙なものはない。あなたは肉体についてなにも知らない。ただ、鏡のなかの自分を見たにすぎない。内側から自分の肉体を見たことはない。そうすれば、それ自身がひとつの宇宙だ。肉体は宇宙の縮図だと神秘家はつねに語っている。内側から眺めれば、肉体はひじょうに広大だ。何百万という細胞があり、それぞれの細胞が生きている。各細胞がそれぞれの機能を果たす様子は、信じられないほど素晴らしく、ほとんど不可能に近い。

 食事をすると、肉体はそれを血液、骨格、骨髄に変える。食事をすると、肉体はそれを意識、思考に変える。奇跡が毎瞬起こっている。各細胞、何百万もの細胞がほとんど不可能に見えるほど組織的に、正確に、内部の秩序に従って機能する。ひとつの肉体のなかに7百万もの細胞がある。7百万の魂だ。それぞれの細胞にはそれぞれの魂がある。それらは、ひじょうに整った統率、リズム、そしてハーモニーのうちに機能する。同じ細胞が目になり、同じ細胞が皮膚になり、同じ細胞が肝臓になり、心臓、骨髄、心、脳になる。そして、それらはいかにして動き、ひじょうに精妙に静かに働く。肉体のなかに神が表出する。あなたは内側に入る必要がある。あなたはまだこの寺院で自分自身と対面していない。神を遠い空のかなたに探し求めてはならない。自らの肉体のなかに探すがいい。

 肉体は、あなたの大地だ。あなたは肉体に根づいている。あなたの意識は、肉体のなかの木のようなものだ。あなたの思考は、果実のようなものだ。あなたの瞑想は、花のようなものだ。しかし、あなたは肉体に根づいていて、肉体がそれを支えている。肉体は、あなたが行なっていることすべてを支えている。愛するとき、肉体はそれを支える。憎むとき、肉体はそれを支える。あなたが誰かを殺そうとしても、肉体はそれを支える。あなたが誰かを守るときも、肉体はそれを支える。慈愛、愛、怒り、憎悪――いかなるときも――肉体はあなたを支える。あなたは肉体に根づいていて、あなたは肉体に養われている。あなたが自分とは誰かを認識するときでさえ、肉体はあなたを支える。
 肉体を殺してはならない。マゾヒストになってはならない。肉体を苦しめてはならない。それはあなたの友人だ。あなたの敵ではない。そのことばに耳を傾け、そのことばを解読すれば、やがて少しずつ、あなたは肉体という本に入っていき、そのページを繰りながら、生の神秘全体に気づくようになる。